内定者が100人以上というような大人数の会社であれば、「顔と名前が一致する人の方が少ない」という意見も耳にしますが、お互いのことを知り合える数人~50人程度の会社では、上手にコミュニケーションが取れている会社がある一方で、内定者同士に亀裂が生じている会社もあるようです。
さて一体、どうすればそんな亀裂に巻き込まれずに、会社での上手な人間関係を築くことができるのでしょうか?
■他人に苦手意識を持たれやすい人とは?
そもそも、人が感じる苦手意識とは、いったい何でしょう? 外見、性格、行動によって人の印象は決まってくるものです。
まずは、以下の4つのケースを参考に、他人から苦手意識を持たれやすい人の傾向を考えてみましょう。
| case1 自己中心的なふるまい |
内定者40名、全国規模の会社。内定式までは、地区別の懇親会やMLを通じて内定者同士の交流は盛んでした。内定者同士の旅行も企画されて楽しみにしていました。
そんな中、内定者の数名が、旅行などを仕切ってくれていた人に対して、「彼女にはついていけない」と怒りを爆発させたんです。実はそのリーダーシップを取っていた女性がクセのある人で、男性に対してだらしなかったり、人の悪口や噂を流したりしていたようです。
今まで率先して交流の場を作ってきた彼女に対して、「ありがたい」という雰囲気でしたが、よくよく話を聞いてみると、実は「みんな我慢していた」ことが明らかに。それでも内定者同士穏やかに"仲良くしたい派"と、どうしても"我慢できない派"に分裂してしまいました。
さらに旅行では、彼女の自己中心的な振る舞いに穏健派の人もついに爆発。すると彼女は今まで率先してやってきたことを放棄してしまいました。このままでは同期の空気がピリピリしてしまうのでツライところです。
●編集部より
いつでもどこでも自己中心的な人は存在するもの。「ちゃんと人の話を聞けよ!」と思われるのがこのタイプです。自分の思い通りに事が進まないとむくれてしまう人も、意外とこのケースに当てはまる部分もあるのでは?
改善方法としては、自分の都合や要望ばかりを考えるのではなく、人の気持ちを思いやることができる人になることです。
意見を言う時にも、ワンクッションおいて、「相手の要望はどうだろう?」というように、自分と周囲の意見の距離感をつかんでから対処するように行動すれば、自己中心的な振る舞いを直せますよ。とはいえ、本人に直す気持ちがあるかどうかが問題ですが・・・。 |
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| case2 協調性がなく、否定から入る人 |
内定式でのグループワークの時に、最初の5分は何をしてもいいと言われたので、「自己紹介をしませんか?」と提案しました。ある内定者の1人が間髪入れずに、「内定者の一覧表に名前や大学名が乗っているから自己紹介なんかしなくていいじゃない。したいのなら、君だけすれば」 ...カチーン! と来ました。人を傷つける言い方しかできない人なんだな、と思って不愉快になりました。
●編集部より
口癖は「っていうかさ~」「いや、逆に」というところでしょうか。とりあえず否定から入るクセのある人、最近多いように思います。特にグループワークや、初めての人とコミュニケーションを取る時など、いきなり話を終了させて空気を悪くさせてしまうのもこのタイプ。仕事を気持ちよく進めるためにも、場の雰囲気を読み取り、まずは人の意見を受け入れることからはじめましょう。
たとえば上のようなケースだと、「自己紹介をしませんか?」「そうだね、でも一覧表があるから自己紹介をするよりは~してみたらどうかな?」と、否定する時にはその理由と代案を言うように注意していきましょう。
同じ内容を告げるにも、相手への理解を求める言い方で相手へ伝えていけば、コミュニケーション能力も高まります。 |
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| case3 内輪ノリで壁がある人 |
内定者の数が多い中で、自分だけ親しい友達がまだできなくて、さみしさを感じました。
内定式では、みんな友達同士でかたまってたり、そこらじゅうで「あ~、久しぶり~」の声が聞こえてとても驚きました。いつのまに!?
という気持ちです。自分は誰1人知らないので、行きも帰りも1人ぼっち・・・。
現在、友達がいなくて情報が入らないのがツライです。せめて情報交換ができる程度の友達がほしいよーっ!
●編集部より
仲の良いグループだけでかたまってしまう、よくある光景です。
自分からどんどん声を掛けていく勇気もほしいところですが、話し掛けにくい内輪だけの空気を作り出してしまう方にも問題があるのでは。やはり、お互いが気持ちよく仕事をするための開放的な雰囲気を意識して作ることができる人になりたいものです。
明るい挨拶と笑顔で、人に接する気持ちが大切なのではないでしょうか。 |
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| case4 プライベートと仕事の分別がつかない人 |
「コンパ部作っていろんな会社の女の子とコンパしようぜー」
「私が入社したのはいい男をゲットするためよ!」 などと言う人が本当にいたので、びっくりしました。
新入社員で仕事もろくにできないうちから、そんなことを目的にしている場合なんだろうか...。一応、付き合いで内定者同士の飲み会へは参加しますが、私は同じ会社の人と付き合う気はありません。だって別れた時に同じ部署になってしまったら気まずいじゃないですか・・・。
誰にでも思わせぶりな態度を取る人や、いきなり人のプライベートを詮索する人などは敬遠してしまいますね。
●編集部より
社内恋愛禁止の企業がある一方で、社内恋愛の多い企業が存在することも事実です。
しかし、基本的に会社は仕事をする場であり、人のプライベートに関する詮索や、噂話などは極力控えた方がよいでしょう。
万一、社内で恋に落ちたとしても、結婚するような事態になるまでは隠しとおすべきでしょう。そのような会話の内容になった場合には聞き役に徹し、また事実確認もできないような話に関しては聞き流しましょう。
自分が言われて嫌なことは、人の心も傷つけるもの。軽率に人の名誉や品位を傷つける発言はしないように注意しましょう。 |
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■苦手意識を克服するには?
どんな仕事でも、苦手な人と関わる可能性は常にあるものです。苦手な人から逃げていたのでは、いつまでたっても状況がいい方向へ変わることはありません。
| 自分が相手へ対する苦手意識を持ってしまった場合 |
自分はその人に対して、必要以上の先入観や偏見を持ってはいませんか?
きちんとその人と向き合って対話してみましたか?
苦手な人と対面する時、人は表情、態度、声色にその反応が出てしまうもの。相手の態度は自分を映す鏡でもあるのです。
自分からまず、苦手な人へ対する態度を改めてチェックしてみましょう。そして、相手の存在を肯定し、意見をよく聞いて逃げずに意見を交わしていくことによって、相手もきっと心を開いてくれるはずです。
もし、心にわだかまりがある場合には、相手の存在まるごとを全否定するのではなく、まず相手の考えを認めましょう。そして問題点のみをピックアップしておだやかに伝え、上手にコミュニケーションしていくことによって、苦手意識を改善し、会社での人間関係構築へ生かしてくださいね。
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| 反対に、苦手な方に意識を持ってしまった場合 |
本来、仕事と感情論は別なものです。(とはいえ混合される方がいるのも現実ですが)
どうすればスムーズに仕事が進むかを冷静に判断して、不快な感情に左右されないように礼儀正しく接していきましょう。
どう考えても理不尽な状況に陥った場合は、直属の上司や先輩などへ相談してみましょう。その際は、自分の感情論はなるべく抜き、客観的に、「自分のどこが悪かったのか」
「相手にどうなってもらえばいいのか」 ということを話し合えるように頑張りましょう。
人間関係が仕事へ与える影響は意外と大きいものです。「第一印象は悪かったけど、話をしたらいい人だった」
そんなこともよくあるもの。誤解から苦手意識を生み出さないように、また、子供っぽい感情で人を傷つけないようしましょう。
内定者同士はもちろん、会社の上司や先輩ともよい人間関係を構築できるように、改めて自分の行動を見つめ直してみてください。
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