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フレッシャーズトップ > 社会人の本音 > 会社の規則21 > 第21回:あなたの会社の規則はきちんと守られていますか? 

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  • 社会保険労務士
  • 田治米 洋平(たじめ ようへい)
  • たじめ労働法務事務所 代表。
  • 大阪府出身。28歳。

皆さん社会保険労務士をご存知ですか? 
社会保険労務士は社員の待遇や解雇問題など労務問題を扱う専門家で、会社と社員間のトラブルの解決や防止の手助けを行っています。
税理士が税務 (経理)の専門家だとすると、社労士は労務(人事)の専門家だと思っていただければイメージしやすいと思います。
最近、過労死や残業代不払い問題などがマスコミで取り上げられることが増え、皆さんの労働条件を取り巻く環境は激変しています。
皆さんは現在、残業代や有給休暇をきちんともらっていると断言できますか? 逆に不満・違法だと思っていたことが合法であるかもしれません。
意外と知られていない労働条件についてここでご説明していきたいと思います。

第21回:あなたの会社の規則はきちんと守られていますか? 

 これまで、20回にわたって「会社の規則」についてお話してきました。これまでのコラムを読んで、あなたの会社に対する理解度は上がりましたでしょうか?
 
 特に有給休暇や退職時の取り扱いなどは、直接みなさん自身にふりかかってくるので注意が必要です。
 

 第1回目のコラムでもお話しましたが、現在、労働環境は急激に改善されつつあります。しかし、それは大手の一部の企業で、中小企業を中心にまだまだ厳しい状況にあるようです。
 
 先日、ある企業で就業規則や賃金制度の見直しの依頼があり、社長や人事部の方とお話をしてきました。そこの企業は慢性的に長時間労働が続く業界で、残業代を払っていないのはもちろん、従業員を増やす余裕もないのです。どうしようもなくて固まっている状態でした。
 
 多くの企業がそうですが、長時間労働や不払い残業代の問題など、会社は問題として認識しているケースがほとんどです。しかし、仮に少しずつ残業代を払える環境にしようと思っても、今までの不払い残業代を請求されることを恐れて状況を変えられずにいる経営者は多いです。就業規則を作ることで従業員に変な知恵がつかないかと言われることもあります。
 
 もし、みなさんが不払い残業代や有給休暇が取れないなどで会社に不満がある場合、会社に素直に伝えてみてはいかがでしょうか? それは過去に遡って残業代を請求したりすることではなく、未来志向で会社をよくしていくことを念頭においてです。みなさんのモチベーションが上がるのであれば、会社は喜んで問題を改善していくと思います。
 
 そのためにも疑問に思った時には、この「会社の規則21」を見直していただいて、何が正しく、何が間違っているのか、きちんと理解してもらえればと思います。

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